アスファルト防水は実績が多く、信頼性の高い工法として知られています。
ですが改修工事や修繕工事には不向きな点が多かったため、新たに開発されたのが「改質アスファルト防水」
従来のアスファルト防水に比べて施工時のにおいがなく、大きな溶融釜の搬入も不要に。
さらに耐久性・柔軟性も大きく向上し、改修工事にも広く用いられるようになりました。
改質アスファルト防水のメリット・デメリット
◆熱工法
熱で溶かしたアスファルトを用いる方法。
アスファルト溶融釜で220~270度に溶融した防水工事用アスファルトを使用します。
【メリット】
□ 古くから用いられており、信頼性が高い
□ 隙間が生じないため、水密性・耐久性に優れる
□ 寿命年数が17年~と長い
【デメリット】
□ アスファルト溶融時に臭いや煙が発生する
□ 溶融釜の搬入などが必要
□ 密集した場所には不向き
◆トーチ工法
改質アスファルトシートの裏面にコーティングされたアスファルトを、トーチバーナーで炙りながら貼り付ける工法。
【メリット】
□ 煙や臭いがほとんど発生しない
□ ローコストで経済的
□ 通常のアスファルト防水に比べ工期が短い
【デメリット】
□ 施工者による精度のバラツキがある
◆常温工法・冷工法
常温状態で液状のアスファルト材を用い、改質アスファルトルーフィング複数枚を交互に張り合わせる工法。
【メリット】
□ 火気を使用しないため、独特なニオイが抑えられる
□ 密集した地域や狭い場所などでも施工可能
□ 寿命年数が20年~と長い
【デメリット】
□ 何層も貼り重ね積層していくため、重くなる
□ 建物自体の強度が必要である
建物状況や周辺環境なども考慮し、最適な工法を選びましょう。
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